アロマテラピーの特徴
フランス由来のアロマテラピーは、エステだけでなく医療目的でも行われています。手術や注射のような身体的な苦痛を一切伴わず、好きな香りを嗅ぐだけという簡単なケアです。精油の香りは体内の病気や不調をケアする効果があります。フランスでは精油の成分は科学的に分析され臨床データも豊富にあり、エステでも高い効果が期待されます。香りは大脳辺縁系という本能に関係する部分に直接働きかけます。ストレスを受けて乱れた自律神経も香りによるリラックス効果で整います。自律神経が整えば免疫力がアップするので、病気になりにくい健康な体を手に入れられます。エステでは希釈した精油をマッサージに使うこともあります。これは精油の成分が肌から浸透し、毛細血管を経て全身に送られるのを目的としたものです。ただ香りを嗅ぐよりも、臓器や筋肉にも作用する力が強くなります。
自宅でアロマを楽しむ方法
アロマテラピーはエステなどの専門的な場所でしか受けられないものではありません。自宅に取り入れてエステで施術を受けたような気分に浸れます。超音波で精油を拡散させるディフューザーを設置すれば、エステサロンにいる時の心地良さを味わえます。肩こりや頭痛など不調がある部位を、精油でマッサージすると痛みが取れます。外出先では精油を染みこませたティッシュやハンカチを用いて、ストレスを解消しましょう。精油は自分が好きな物を選べば良いですが、エステでは目的に応じて使い分けています。例えばリラックス効果ならばラベンダーやローズ、鎮静効果ならばヒノキ、呼吸を楽にしたい時はハッカやペパーミントがアロマテラピーで有名です。フランスでは医師が精油を内服させることもありますが、日本のものは合成されていることが多く内服は禁止なので注意します。