バリ式マッサージの特徴
インドネシア由来のバリ式マッサージエステの正式名称はバリニーズエステであり、インドネシアの王族の健康回復方法として立案された民間療法です。バリ式マッサージエステの特徴は、独特のエステ手法のルルールというものがあります。ルルールというのは、ターメリックなどの香辛料やハーブをオイル漬けにして成分を抽出し、それを人肌に温めた後に肌に擦りこむという方法です。インドネシアは亜熱帯なので、温暖な気候で育つハーブや香辛料が食生活になじんでいます。これらのハーブや香辛料にはビタミンやミネラルだけでなく、紫外線も影響を阻害する強い抗酸化作用があるので体に良いです。その香辛料やハーブのエキスを抽出したオイルを、肌に塗った後に強めの手圧を利用して肌の奥にしみこませてエステします。人肌に温められたオイルは浸透圧があるので、皮膚の中に入り込むと皮膚の栄養となり新しい角質づくりに役立てられます。そして古い角質がエステマッサージとオイルで一緒に剥がれ落ちるので、肌質がきれいになるのです。
痩せる効果はある？
バリ式マッサージはハーブや香辛料の成分入りのオイルを使うことで、古い角質がきれいにはがれることで肌質が良くなることです。実はもう一つ利点があり、それが痩せる効果があるということです。肥満というのは、簡単に言えば体内の循環が悪くなっている状態になります。本来余分な脂肪や水分は時間が経つと排出されるのですが、年齢だけでなく生活習慣の乱れで血管の状態が悪くなると排出力が落ちます。肥満の原因が血行の循環が悪くなるのが原因なのであれば、逆に考えれば循環を戻せば痩せやすい体になるということです。そこでバリ式マッサージエステは、先に言ったとおりに香辛料やハーブをオイルで抽出したものになります。香辛料やハーブの中には、血管を広げる効果がある成分が入っています。その血管を広げる効果だけでなく、オイルを使うときには人肌に温めるのです。血管拡張とオイルの温度が血流促進を促せば、余分な脂肪や塩分が排出力を取り戻すので痩せる効果を発揮します。
